虐待のない支援に向けて 〜職員研修のご報告〜
香取ホームでは、2026年7月3日に虐待防止研修を実施しました。利用者の皆さまに安心して暮らしていただくために、私たちが日頃どのようなことを大切にしているか、研修の内容をもとにご紹介します。
⚠️ 「虐待」と「不適切な対応」の違いを知る
虐待には、身体的・心理的・性的・ネグレクト・経済的という5つの種類があります。ただ、私たちが最も注意を払っているのは、はっきりとした虐待の手前にある「グレーゾーン」の対応です。
労働災害の分野で知られるハインリッヒの法則では、大きな事故1件の裏には29件の小さなミス、その下には300件もの「ヒヤリ・ハット」が存在するとされています。日々のちょっとした雑な対応が積み重なると、知らないうちにエスカレートしてしまう危険があります。「これくらいなら」という気の緩みを、私たちは虐待の芽として捉え、日頃から意識するようにしています。
🤝 不適切な対応が起きる背景を理解する
不適切な対応の原因は、大きく2つに分けられます。一つは職員個人の体調やストレス、価値観を押し付けてしまうことなど。もう一つは、人手不足や忙しさといった職場環境の問題です。
イライラすること自体は誰にでもあることですが、大切なのは「今、自分に余裕がないな」と気づくこと。そして、それを一人で抱え込まず、チームに相談できる関係づくりを大切にしています。
💭 迷ったときに立ち返る視点
利用者さんへの対応に迷ったとき、職員一人ひとりが次のようなことを自分に問いかけるようにしています。
自分が同じことをされたらどう感じるか。「人手不足だから」「障害が重いから」といった理由で、対応を簡単に済ませてしまっていないか。そして何より、利用者さんご本人が楽しんでいるか、心地よく過ごせているか。
🔄 チームで支え合う仕組み
一人で抱え込むことが、不適切な対応につながる大きな要因になります。だからこそ香取ホームでは、「これって大丈夫かな?」と感じたことをチームで率直に話し合い、改善を重ねていく文化を大切にしています。
小さな違和感を声に出せる環境は、利用者さんを守るだけでなく、職員自身や事業所全体を守ることにもつながると考えています。
📞 お問い合わせ先
特定非営利活動法人 香取ホーム 〒287-0042 千葉県香取市野田541-3 TEL:0478-82-1717 / 090-4373-6729 メール:hishikimongoloid@gmail.com



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